オフィスの中をコツコツとヒールを鳴らしながら背筋をピンっと伸ばし、その存在感を放ちながら、自信満々に歩いているマウンティング女子の心情を覗いてみました。
マウンティングとは、正当に相手と戦う事無く、他人の足を引っ張ることにより、その人の上に立つ行為であり、何の努力も無くただ相手を下げることによって、その人より優位な立場を得ようとすることです。
マウンティングにも、色々なパターンがありますが、ここでは女性の上司や同僚からの仕事上のマウンティング行為について考えてみました。
この頃は、世の中も変わりAIに仕事を奪われる不安、コロナ禍による様々な職場環境の変化により精神的な圧迫が、働く環境にも大きく影響を及ぼしているのだと思います。
ただ、マウンティングという言葉ができるずっと以前から、マウンティング女子はいたのではないでしょうか。
そこで、職場でのマウンティング女子の心情について考えてみました。
マウンティング女子心情9選【職場編】
1. 認められたい
さほど重要でない内容を大きな声で指摘して、社内の注目を集め自己重要感を高めようとする。
2. 自分に自信がない
自分に自信がないため他人にどう思われているか不安で仕方がない。マウントすることで、自分を大きくみせて価値ある人間であるように振る舞う。
3. 自信がないから他人に意識を向けている
幸せな人は自分に意識が向いているので、付き合いや趣味で自分の心を満たすことに忙しい。
マウンティング女子は、周りを意識している。他人と比較して他人の目線を気にして生きている。
4. 他人の功績や目立った行動に対して抑圧しようとする
仕事上で自分以上の成果を上げられることに、強い恐怖心や嫉妬心を抱いている。
5. 陰で上司のやり方を批判する
上司の思い通りにすべてを進めさせないように、普段ならマウントを仕掛ける相手でも、都合よく合わして同意を求めてくる。常に物事が自分優位に運ぶように根回しをしている。
6. お天気屋で感情の起伏が激しい
飴と鞭を使うがごとくストレス解消に当たり散らした後は、すっきりとして急に優しくなる。
7. 憧れの生活をしている相手にマウンティングを仕掛ける
心の奥底の感情は、嫉妬心や妬みであり本心は、そのような人になりたいと思っている。
8. 自分にない魅力のある同僚に対して影で無視をする
自分優位に物事が進みやすくするために、発言力のある人気のある同僚は邪魔だと思っている。
9. 利用価値のある人間には近づき仲良くする
足を引っ張られる恐れのない未熟な年下の同僚を見極め、少数の味方を作る。
仲良くしても出世のコマにすることもある。
以上が、マウンティング女子の心情でした。
しかし、心情を読み取るとつくづく「余裕がないんだなー」と感じます。
そう感じたあなたはもう大丈夫です。
【マウンティング女子心情】まとめ記事
マウンティングする行為は、正当に相手と戦う事無く、他人の足を引っ張ることによりその人の上に立つ行為であり、自らの成長無く優位な立場を得ることです。
その時々に感じた悔しさ、やるせないという感情に目を向けて、なぜそのネガティブ感情が湧き上がるのか自分自身の内面を見ることで、本来なら成長のチャンスとなる感情を見過ごし、何の努力もなく、他人の足を引っ張ることによりその人の上にたち、簡単に自己重要感を満たす行為といえます。
このように、自分自身を顧みる事なく、せっかくの成長のチャンスを逃しています。
同じような行為を繰り返すことで、いずれ周囲には、そのやり口を知られて導かれる事の無い残念な人生となることでしょう。
とは言っても、同じ職場の同僚であれば、離れることもできません。
自分自身の大切な人生を、マウンティング女子に巻き込まれることなく、意識を広く心に余裕を持ち、全く違うルールの生き方をしている人だと少し距離をとった、お付き合いをしていきましょう。
あなたが、マウンティングに対して余裕の気持ちでかわしていけば、相手も反応が無く面白くないので、そのうちマウントを諦めるようになるでしょう。
それでも「マウンティングされて辛いな。」と感じるときは、心ルールにしたがって、「この経験を通じて私は、いったい何を学ぶ必要があるのだろうか。」と受け入れて、
自分の成長のために必要な忍耐や根気を養うための経験と捉えられるように意識を広く持ちましょう。