ネガティブな心

ネガティブな心の受け入れ方4選【手放し編】

私たちは、怒り、恐怖、妬み、また、やるせない気持ちなどネガティブな感情を抱きながら生きています。

これが人生とも言えます。

しかし、ネガティブな感情を持ってはいけない、手放さなければならないと感じている人多いです。

手放すとは、無かったことにするとか、ポジティブな感情に置き換えるという事ではないです。

ネガティブな感情に向き合い認める。

理解して引き受けるということです。

私は、他人から受けた嫌な言動を心の中では、傷ついて辛いと感じているのに、

平気な顔をして、「大丈夫、大丈夫」と元気にふるまい、自分が我慢すればこの場の状況は丸く収まり解決すると、心の声を無視して生きていました。

そうすることがネガティブな状況をポジティブな状況に変えることであり、幸せに生きるために必要なことだと思っていたのです。

自分の本当の気持ちを無視して、本音は語らず、「自分は心が広い人間だから、何も気にならない」と、無かったことにする。

心の内側では受け入れがたいネガティブな感情を、「いつまでも負の感情にとらわれていてはダメだ」と、無理やりポジティブな感情に置き換えようとすると、心の奥底の感情外側に表現する自分に不協和音が生じていました。

我慢という感情でねじ伏せられたネガティブなエネルギーは、私の心の中で収まりきれず、気づいてほしいというようにまた、同じような受け入れ難い現実が繰り返されるのです。

実際、こうしたネガティブな感情を無視して流していると、それは、自分では気が付かないうちに、膨大なネガティブエネルギーとして潜在意識へとため込まれていたのです。

向き合い認めることで負の感情は昇華されていきます。

では、感情に向き合い認めるとは、具体的にどのようにすれば良いかを考えてみました。

ネガティブな心の受け入れ方4選

1. こうだったから仕方がなかったと悔しい思いから逃げない。

悔しい、やるせない感情は、あっても良いのです

その悔しさは、人生を切り開くための糧となります。

2. 過去に何があったかよりも今の自分がその過去をどう見るか。

過去の出来事は、成長や発見のきっかけとして捉えましょう。

過去の失敗があるから、前に進めないと考える必要はないです。過去の出来事に未来を変える力は、あなたか望まない限りないのです。

過去にとらわれず未来を思い悩むことなく今を精一杯生きましょう。

自分の人生は、成功への道が真っ直ぐにあり、邪魔をされる事はないという、安心の中自己肯定感を持ちましょう。

3. 受け入れられない人や受け入れがたき現実に出会うのは、どういう自分に気づくためのメッセージなのかを考える。

受け入れられない人や受け入れ難い現実に直面するのは、すなわち自分の奥底受け入れていないネガティブな感情があるということに気づくこと。

潜在意識に溜まったネガティブな感情吐き出すために、受け入れ難い現実に出会います。

4. 問題は自分と他人との問題ではなく自分自身の問題の捉え方であることに気づくこと。

人生とは、物事の捉え方を学ぶためのテストの繰り返しのようなものです。

受け入れ難い現実を理解して引き受けられた時、人生に変化が起こります。

私達は、受け入れ難いネガティブな状況に陥った時、自分には非がないないことを相手に認めさせるために、頭の中は言い訳でいっぱいになります。

たしかに、すべて自分に非があるわけではないですが、頭の中は、相手に対してひとつでも多く、自分の正当性を主張するために、考えを巡らせています。

でも、その時の自分自身の心は、正当な主張で守られているはずなのに、実際は、とても苦しいという経験はないでしょうか。

自分の正当性を主張し「絶対に許さない、負けない」と、思えば思うほど身体はこわばり緊張して、心は閉ざされたまま何の解決の糸口も見いだせずに、状況は悪くなるばかりということはよくあります。

物事の捉え方が変わり受け入れられるようになると、何故か相手の側面にある弱さや自信のなさ、また、立場や意図などを見る余裕ができるようになります。

【ネガティブな心】まとめ記事

私達の内側には、自分の気持ちに蓋をして受け入れ認められなかった、膨大なネガティブ感情があります。

物事の捉え方が変わり受け入れられるようになると、相手の主張にも耳を傾けてみようかと考える余裕ができるようになります。

そして、「この経験を通じて私は、いったい何を学ぶ必要があるのだろうか。」と理解して引き受けることで、今すぐに答えは見いだせなくても、その後の人生に必ず気づきを得るはずです。

自分の向き合うべき感情に気が付き受け入れた時、心のスペースが広がると共に、心に安堵感が生まれ不思議と相手の態度が変化して解決へと向かい、状況が好転するようになります。

今ある現実はすべて、自分自身の潜在意識を映し出した結果といえるでしょう。

潜在意識に溜まったネガティブな感情は、本当の自分を生きるまで、ネガティブな現実を繰り返し続けます。

心ルールに従って自分自身に向き合い、心の奥底の感情と表の感情が一致して、受け入れ昇華できた時、自分の望む豊かさ、安堵感、達成感のある望む現実にアクセスできるようになります。

新たな人生を掴むようになります。

日頃より心が元気になる過ごし方について意識を広げて、ネガティブな心に向き合う為の大切な、心のスペースを広げて行きましょう。